この方は友人にしては余りに大きな存在です。

このステンドグラスは手作りです。もうそろそろ８０歳に手が届く程の私の友人の１人なのだが、その人の初期の頃の作品です。今では年月を重ねて、この当時の作品からかなり上達したと思って良いらしい。しかし本人にしてみると初期の作品だけに思い入れがあるという事らしい。そんな大事な作品を私が戴くのは恐縮したのだが結果としては貰う形になった。

この方は片腕を事故で切ってしまったという人でその時にはかなり悲惨な状況でした。突然の事でバタバタして、状況も掴めなかったからとりあえず見舞いにいくだけ行こうと思って見舞いに行ったのだが、奥さんの方から「もう来ないで…」というくらい悲惨な状況でした。見舞いにいった私自身も「行かなければ良かったかな～！？」と思うくらいの状況でした。周りでもガックリとする状況だったから身内の人の辛さは口では表せないくらいの状況でした。集中治療室から一般病棟に移されても強い薬をうっていた為にうわ言を常に言っていたが、そのうわ言が聞くに堪えない状況でもあり、周りを更にガッカリさせる事になった。そんなではあったが幸いにして手術は成功して片腕もついてリハビリも長く続いた。しかしまだその頃には笑顔になるという状況には無かった。かなり熱心にリハビリを行ったのは周りの私達にも良く分った。なかなか出来る事ではないとその当時も思ったものだ。リハビリして２年以上たった頃だっと思うがもうこれ以上回復が望めないという専門家の話もあってリハビリを中断する事になった。

鉄工所を長年経営してきた人で、元々細かい作業をやってきた人でもあるのでステンドグラスもこの方にはあっていたのだろうと推測されます。鉄工所を長年経営していたくらいだから山あり谷ありの人生を経て来ている人でもある。根気強いのでステンドグラスみたいな細かい作業も苦もせず出来てしまうのだろうが、私には到底出来そうもないくらいの細かい仕事を今ではやっている。そんなだからこそこれからも長くステンドグラスをやって欲しいと切に願っている。もう８０歳になろうとしているのに老人施設のデイケアも行かず、このような趣味を持って生活出来るのだから素晴しいと私は思っている。見習いたいと強く思っている人の一人でもある。

今日は今から仕事に出ます。帰宅は多分深夜になると思います。今日中にコメントを返せるのか？の状況です。コメントは必ず送りますが多分夜中の明日になる事もありますので宜しくです。この頃の私はみんなのところにもなかなか遊びに行けなくて申し訳なく思っていますが頑張るので宜しくです。もう暫く辛抱してください。頭ペコリ