今年も花開くかな…！？

母の好きで育てていたベゴニアはもう私の家にはなくなった。特に意識したわけではないが自然とそうなっていった。そんなものだと思う。きっとこれから母のものはなくなっていくことだろう。全てが入れ替わった時にはこの家もそろそろ建替えの時期かな？とも思ったりする。もう私自身の生活をしているだけにこのまま自分なりの生活空間を楽しみたいと思っている。

幸い精神的絆も思い出も然程ないので思いをコントロールするにはそれ程の苦労もないかな！？と思っている。それも嫌な思い出だけが大半なので忘れた方が良いという感じのほうが強いと思う。与えられた人生を生きながら、私なりの人生を歩んでいけるだけの実力と方向性を見出していきたい。今迄も色々あった。だからこれからも色々あるかもしれない。でもそれも生きてる証拠と思えばそれ程苦労はないと思っている。

幸いな事に今は幸せを感じて生きる事が出来る。まだまだ回復していないが身体も自由に動くのは本当に有難いと思っている。それだけでも勇気が湧いてくると実感している。スタートが遅かった私の人生だけれどもこれからの人生を大いに楽しみたいと思っている。みんなの励ましの中で生きている実感を感じている。そんな中で蘭の芽が今年も出て来た。多分花を咲かす事だろう。時の移ろいは時として儚く、無常であるが常に誰に対しても一定であると思う。