名残の桜

もう散る桜の花びら…という感じがします。今年も桜の季節は終わりを告げようとしています。今月中には必ず散ってしまうだろう隣の桜です。年齢を重ねるという事がとても素晴らしい事だと感じられるのもこの桜を見てそう思います。今年も桜が咲いた。その喜びを新鮮に感じられたり、又この散りゆく桜の潔さを良しとする思いも若い時の思いとは多少なりとも違ってきている。やはり歳を重ねるという事はとても素晴らしい事なのだと気付く。若い時には見えなかったものが段々に見えてくる喜びがあるのはやはり嬉しいものです。どんなに沢山の知識があったとしても現実の体験が人間を作っていくのだと思う。苦労続きで一見大変そうに見えてもちょっとの事でも感動できたり、感謝を申し上げる事の出来る幸せを感じられる喜びはその人、本人しか分からないだろう。あらゆる困難に遭遇しても人生を斜に構えず、真剣に生きていける程人生は素晴らしい者であると強く感じるこの頃です。